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南波唐松(ミナミカラマツ)

難しい癖を抑え長所のみが引き出された国産材・南波唐松

信州は長野県小諸地区に生育する針葉樹、南波(みなみ)唐松という国産材があります。

唐松は、秋になると広葉樹のように黄葉し、落葉する変わった木です。成長の際にはぐるりとねじれながら育つ上ヤニを多く含み、木材としては扱いにくい樹種ですが、その赤身は大変美しく、水に強く、高い耐久性がある点は捨てがたい魅力です。


南波唐松の生産者は、唐松の持つ独特のクセを抑え、その長所を引き出すために、過剰とも言える工程を経て製材します。

例えば圧締(あってい)乾燥と呼ばれる工程では、製材した板を浅木で積み重ねて、その上に2トンものコンクリートの重しを載せて乾燥窯へ。絶対乾燥状態近くまで含水率を落とした上、窯から出したあとも、水分傾斜が止まるまで(含水率のムラがなくなるまで)養生します。
ここまで手間をかけて、松独特の暴れを抑える工夫をしているのです。


硬く締まった赤身のみで揃えた床材や壁材には、インテリアとしても独特の華やかさがあります。時間が経過するとともに程よく日焼けしていき、その渋みは増していきます。

実際に南波唐松材のフローリングで暮らしている方からは「経年変化で板材が飴色に染まる様子は、秋の唐松林の美しい錦秋の風景のよう。癖のある唐松が手をかけて製材されたことを思うと、なおさらに愛情を感じる」という感想が聞かれます。


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