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椴松(トドマツ)

北海道で採れる国産材・椴松は加工しやすく柱や板、パルプ材にも使用されます

国産材の椴松(トドマツ)は、アカトドマツ、ネムロトドマツとも呼ばれる常緑針葉樹。椴松の名は、アイヌ語の「トトロップ」に因んでおり、北海道では他の針葉樹とともに「青木」と呼ばれています。

北海道、千島、樺太に分布し、エゾマツと並ぶ北海道の主要な針葉樹です。エゾマツよりも腐りにくいと言われますが、流通、利用の際にはエゾマツと区別されず「エゾトド」として扱われます。北海道では造林も盛んに行われています。

樹皮は灰青色、材は全て白色で、色の付いた心材を持ちません。木理は通直、肌目は粗く、特有の匂いを持ちます。軽軟で切削などの加工は容易ですが、割れやすく狂いが出やすいことに注意が必要です。

保存性は低く、入皮、やにつぼ、あて、大きな生節などの傷が現れやすい樹木です。心材の含水率が高い「水喰(みなくい)」という欠点があり、冬の寒さで、その水分が凍結し裂けてしまう「凍裂」を起こしやすいのも特徴的です。

用途としては建築材(柱、板、貫など)、器具材、土木材、パルプ材、杭木、棺、卒塔婆などがあり、本州に生育するモミと似ているのでクリスマスツリーにも用いられます。

幹高は約30m、幹の直径は1mに達します。6月頃に開花し、雄花は紅色で、球果は秋に成熟して黒褐色となります。


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